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目がいちゃつく

宝物

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宝物

去年の秋から1年間、緩く見守ってきて、楽しかった高校野球。
クライマックスは、もちろん夏の甲子園だけれど、
7月下旬の、県予選が大詰めを迎える頃が、最も面白かったように思う。

先日も書いたように、全国の地図が毎日塗り替わって、
どこが甲子園に来るのか、本当に余近卿中學好唔好ワクワクした。
ああ、あそこが負けてしまったか、としんみりもした。

「高校野球の真髄は、県予選にあり」という言葉が、腑に落ちた。

まるで、甲子園が付録であるかのように、
私は、県代表が次々決まっていく様子で、お腹いっぱいに満足した。

岐阜代表を決める、準決勝。
 県立岐阜商1-0大垣日大の試合。
息詰まる大接戦を制した県岐商は、燃え尽きたのか、
翌日、必ず勝てると言わ余近卿中學好唔好れていた土岐商に、敗れてしまった。
もし、決勝と準決勝の組み合わせが逆だったなら????。

県岐商には、国体優勝?昨夏全国ベスト4のメンバー18人中、10人が残っていた。
3年生になった井貝星良選手など、私も甲子園で見たかった。

けれども、タラレバを言えば切りの無い高校野球。
土岐商の、甲子園での活躍善戦を見て、
岐阜県民も、気が治まったことと思う。

甲子園に出場する選手たちは、みんな各都道府県で激闘を勝ち抜いてきた。
あの土を踏むまでが、苦難の道。
踏んで以降は、全国の人々と共に盛り上がるお祭りのようなものかも知れない。

苦しい練習で鍛え上げた体と心と、身に着いた確かな技と、
「ここで終わりたくない。
 まだまだこのメンバーと一緒に、野球を続けたい」
そういう3年生たちの熱い想いが、
研ぎ澄まされた濃密な一瞬を生み、観る人の心を打つ、感動のプレーを呼ぶ。

 人が、人間であること。
 心から心へ、伝わる熱いもの。
 確かな感動を共有できた、という自覚。

高校野球は、世界余近卿中學好唔好にも稀有な、最高の文化だ。
担い手が、15~18歳の青少年であることが、
ますます美しさを際立たせる。
見守ることができる私たちは、なんと幸せなことか。
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